どうも、ひとえ(@t_football_love)です!
今回は主に行っているtoto予想の記事ではなく、私が2022年12月に転職して「良かったな!」と感じたことと「前の会社がよかった・・・」と後悔したことなどを備忘録的にまとめたものです。
「転職が当たり前」という世の中がすぐそこまで来ている!?なんならすでに大転職時代!?なのかもしれませんが、これから転職しようかな?と悩んでいる方の参考に少しでもなれば幸いです!
自分の「仕事の価値観」を転職する前にもっとはっきりさせておくべきだったなど100%転職を後悔しているわけではないですが、思うところもありますので、その辺を自分の転職の流れを振り返りながらまとめていきます!
そもそもなぜ転職しようと思ったのか?
私は2022年11月末で2017年に新卒入社した会社を退職し、2022年12月から現職の会社に転職しました。私が「転職したいな・・・」と考え出したきっかけは、ポジティブな理由とネガティブな理由、両方ありました。
が、比率をぶっちゃけるとポジティブ:ネガティブ=2:8ぐらいだったと思います(笑)。
ポジティブな理由
- 自分の市場価値が知りたかったから。(声がかかるんだろうか?という疑問)
- 新しいチャレンジをしてみたかったから。
- 年収を上げたかったから。
ネガティブな理由
- 上司のお守りが仕事のメインだったから。
- 上層部の風通しが悪く、自分が間に入らざるを得ず、精神的に摩耗していたから。
- 社内政治にだけ詳しくなってしまい、社内的には偉く、世間的にはポンコツ扱いになることを恐れたから。
- 上司の仕事を肩代わりしていたのに、お給料と評価は上がらなかったから。
- 会社の将来性を危惧したから。
私は食品関係会社の研究職として約3年働き、2020年から営業本部の企画部的な部に異動しました。この異動先は会社の中でもNo.1を争う忙しい部署だったのですが、業務が忙しくてつらかったというよりも、上記のようなネガティヴな理由によって転職を意識しはじめました。
入社したての時は「会社のために頑張ろう!」という精神でした。しかし、自分のできることが増えてきて、徐々に周りが見えてきて、「この人(この部署)、なんでこんなこともしないの?できないの?」という感情が芽生えるようになりました。そして、同僚も自分的にも職能以上の仕事をこなしているという評価でしたが、会社の評価は標準査定・・・(まぁあるあるなんですけど笑)。会社に対する不満は当然のこと、最終的には「この会社、大丈夫か?」と思うようになってしまいました。
会社に対する不満というかネガティヴな感情というものは、おそらくアレルギーみたいなもので、会社に対するネガティヴ感情のコップが満たされて、溢れ出してしまうと、途端に辞めたくなります(笑)。私も「辞めてやる〜(泣)」と言いながらも1年ぐらいは働いていたのですが、ある日を境に「辞めるか・・・」となりました(笑)。
会社の人自体はいい人が多くて(みんないい人とは絶対言わないですが・・・笑)そこだけ本当に悩みましたが、会社に対する不満と今の自分は価値があるのかを確かめたい気持ちが勝り、私は転職活動を開始することを決めました。
転職活動をするためにしたこと
「転職活動をする」と決めた後に私がしたことは以下の通りです。
- 仕切り直しの自己分析
- 転職エージェントなどに登録
- 次の仕事での優先順位の決定
それぞれ何をしたか詳しく記載していきます!
仕切り直しの自己分析
自分が転職するにあたってまずしたことは、ストレングスファインダーテストを受けました。ストレングスファインダーは有料の性格診断みたいなもので、客観的に自分をみたときの結果と自己分析にどこまで乖離があるのか知りたくて受けてみました。(ストレングスファインダーテストが気になる方は、過去の記事をご覧ください!)
結果的には自己分析とそこまで乖離がなく、課金した意味があったのか・・・と思うものの、「人間関係力」に強みがあることは自惚れではないんだと自信が持てたことには価値があったかと思っています(笑)。
転職エージェントなどに登録
仕切り直しの自己分析をそこそこした後、実際に自分も転職市場に出すべく、ビズリーチに登録してみたり、いくつかの転職エージェントに登録したりしました。
ビズリーチは完全に広告の影響で登録したものの、ぶっちゃけシステムはよくわかっていませんでした(笑)。登録してわかったこととしては、企業の人事からDMが届いたり、ビズリーチ経由で転職エージェントから連絡が来るということです。つまり、ビズリーチはサイトを求職者と企業(もしくは転職エージェント)がであう場所を提供しているだけで、ビズリーチそのものが転職活動を支援するわけではありません。あくまでやり取りは自分で進めていく必要があります。
転職活動を自分でハンドリングできて良いと感じるか、めんどくさいなーと感じるか人によって分かれてくるところかと思いますが、私は後者でした(笑)。ただ、転職活動は情報収集も大事なので、ストライクゾーンを広めることができたのは大事だったなと思っています。
ビズリーチのシステムが馬に合わなかった私は、転職エージェント経由で転職しました。転職エージェントを利用すると、自分で探すよりもエージェントから圧倒的な量の求人案内をみることが可能ですし、履歴書や職務経歴書の添削もしてもらうことが可能という点が自分一人で転職活動するよりメリットがあると感じました。ただ、キャリアの相談役という点では、各エージェントのスキルの差が大きく、当たり外れがある印象を受けました。キャリア相談のためにエージェントを利用することを本命に考えている場合は、ある種運試しの要素もあるかと思いますので、複数の転職エージェントを最初は利用することをお勧めします(笑)。
ちなみに私が利用した転職エージェントはリベ大の両学長がお勧めしていた3社です。転職エージェントといっても数がものすごくあるので、ネットで話題の両学長がお勧めしている3社なら・・・というハロー効果全開で選びました(笑)。ただ、やり取りするのも大変なので、次転職するにしても、利用するエージェントは2社か多くても3社かなと個人的には思っています。
次の仕事での優先順位の決定
研究職の経験と営業の経験が中途半端にあり、ストレングスファインダーによると人間関係に強みがある私は研究よりのキャリアに進むべきなのか、営業よりのキャリアに進むべきなのか悩みました(笑)。その際にまず、転職する条件の優先順位をつけようと考えました。
そこで自分が仕事するにあたって大切なことを考えた結果、以下の優先順位でいこう!と決めました。
- 年収
- 業務内容(営業or研究or企画)
- 勤務地
- 企業規模
「後悔したこと」でも記載しますが、今振り返るとここの優先順位がイマイチだった気もするので、転職を考えている方は、ここに一番時間を割いたほうがいいと私は思います(泣)。「年収そこまで大事だったか?業務内容の方が大事じゃない?」と転職してから思っている自分もいますし、今の時代だと在宅ワークがしやすいとか、有給が取りやすいとか、人間関係や組織風土っていうのも大事なファクターだったと思います。ただ、どれだけ考えても100%改善される転職なんてなかなかないはずなので、考えすぎも要注意です。
というわけで、多少の悔いはあるものの、年収が今よりも上がる(もしくは可能性が高い)ことを最も高い優先順位とし、その次に業務内容を吟味するという流れで求人票の確認を進めました。そして気になった求人票をいくつか応募し、なんやかんやあって、一番ピンときた食品業界ではない全くの異業界の営業職として転職することになりました。(なお、コロナの影響もあり、面接は全てWEBで完了してしまいましたが、ここも少し後悔のポイントです・・・)
業務内容は前職も特別したい仕事ではなかったので、「年収が上がるんだったら異業界だけどチャレンジしてみるか!」と思い転職を決断しました。前職の会社でしか使い物にならない社会人にはなりたくないと思い転職しだしたこともあったので、前職とは違う視点で世界が見えるようになったり、すでに転職してよかったと思うことが多くあります。ただ、やっぱり後悔している点も少なからずあるので、ここからは「よかったこと」と「後悔したこと」を記載していきたいと思います。
転職して「よかったこと」
転職してよかったなと思っていることは以下のことです。
- 前職よりも年収がアップすること(予算達成出来れば)。
- 上司や会社に対するストレスがなくなったこと。
- 周りに対するリスペクトの念が復活したこと。
- これまで知らなかったことを知れて、人間としての幅が広がったこと。
実力主義の会社に思い切って飛び込んでみたので当たり前といえば当たり前なんですけど、成績さえ残せれば年収が前職よりも上がることは良かったなと思える点です。前職はガチガチの年功序列だったので、どれだけ働いてもある程度決まった分しか伸びないですが、転職先はゴリゴリの成績評価なので、頑張ろう!という気持ちが前職の会社より湧いてきます(笑)。
また、転職の原因だった上司や会社に対するストレスがなくなったことも精神衛生上すごいよかったです。私は切り替えが苦手で、ずっとイライラできるタイプだったので、よく妻に心配されていました。しかし、転職したあとは「帰宅後の顔が明るくなった」と妻から言われるぐらいイライラしていないみたいで、「前職相当やばかったんだ、転職してよかった・・・。」と心の底から思いました(笑)。
そして、前職の時は周りの同僚に対しても、「なんでこんなことできないの!?」と思うことが多くなってきていてそれも結構ストレスでした。特に自分よりも給料高い人とか最悪でしたね(泣)。それが転職したことで、ドラクエではないですけど、転職によって自分がほぼほぼレベル1に戻ったことで、強制的に周りに対するリスペクトが復活しました(笑)。
最後に、これは私が異業界にチャレンジした影響が大きいですが、転職したことで人間としての幅が広がった気がします。単純に自分がこれまで知らなかったことを知れる(知らないと仕事できないので・・・)というのは刺激があって、人間としての幅が広がってる気がして嬉しいです。こんな一面が自分にあったなんて、すこし意外でした(笑)。
転職して「後悔していること」
上記のように転職してポジティブな面はあるものの、100%ポジティブだったかと言われるとそうではなかったというのが実際転職した感想です(苦笑)。転職して「もう少ししっかり考えればよかったなー」と思っていることとして以下があります。
- 年収UPの引き換えに仕事のしんどさが増したこと。
- 人間関係を1から構築することが思ったよりしんどいこと。
- すべてWEBで終わってしまったので、職場の雰囲気を事前に確認できなかったこと。
年収UPを最優先として転職活動を行ったわけですが、転職してみて、前職の仕事がめちゃくちゃ楽だったことを痛感しました(泣)。「楽な(イライラはしていましたが)割に結構貰えていたんだなぁ・・・」と後悔のような感情を持っている自分に気がつき、実は自分の人生に一番大事だったのは「給料」ではなく「楽さ」だったのではないか?と自問自答しています(笑)。
まぁ楽で責任もなくて、高給な仕事なんてこの世にほとんどないのはわかっているつもりで、私が転職するときによく考えるべきだったなと思っているのは、自分にとって一番大事なのは「お金」なのか「楽さ」だったのかをよく考えるべきだったということです。
お金も大事なのですが、自分にとって「楽さ」も大事で、「給料が下がる代わりに前職よりも業務がしんどくない仕事を探すのもありだったなー」と転職してみて思います。若い間に給料と仕事の質落として老後生きていけるのか?という不安もありますが、そもそもそんなに長生きしたくないという個人的な考えもあるので悩みどころです(笑)。とりあえず転職したばかりなので、必要以上にしんどさを感じているのも間違いないですが、バリバリ働くより、ダラダラ生きたい・・・という自分の本質に気がつけた転職でした(笑)。
また、前の会社はアットホームな職場でした。それゆえに嫌なところも見えるというデメリットがあったものの、本当に仲良かったんだなーと転職して再認識しました。もちろん今の会社の人とも仲良くなれるとは思うのですが、1から人間関係を構築するというのは思っていた以上にストレスでした(泣)。正直、このストレスに打ち勝つレベルで何か「したいこと」、「変えたいこと」がないと、転職しないほうがいいんじゃないかなーと個人的には思っています。
そして、職場の雰囲気をつかめなかった最大の理由として、私の転職活動はWEBで完結してしまっていました。WEBでも上司になる方とかの雰囲気はわかりますが、職場の雰囲気までわかりません(笑)。出社初日にみんなテキパキ働いている光景が広がった時、「職場見せてもらえばよかった・・・」と全力で後悔したので、皆さんは必ず職場見学とか要望したほうがいいと思います!
さいごに
私の場合、「給料をあげたい」という1番したいことを達成するために転職しましたが、「楽な仕事がしたい」、「アットホームな環境で働きたい」という無意識かつ前職で叶えられていた願望があったことに転職してから気がつきました。皆さんが転職する際に「1番したいこと」が本当に自分の中での優先順位が高いことを祈りますが、私の場合、「給料をあげたい」と「楽な仕事がしたい」という2つの願望が本当にトントンで、+前の職場の雰囲気に満足していたことから、「後悔している」んだと思います。
なので、皆さんが転職される際には、自分の「仕事の価値観」をはっきりさせることをお勧めします!「裁量のある仕事がしたい方」、「言われた通りに仕事したい方」、「残業バリバリしたい方」、「定時に帰りたい方」、「馴れ合いじゃない環境で働きたい方」、「アットホームな環境で働きたい方」、「外勤したい方」、「内勤したい方」、十人十色だと思いますし、複数ゆずれないことがある方がほとんどだと思います。
ただ、全部を叶えられる仕事もなかなかないのが事実です。自分が仕事をする上で、「何が我慢できて、何が我慢できないのか」という価値観をはっきりさせて、何が一番自分にとって大切なのかを考えてみてください!私は正直、転職する前に絶望しすぎていて、その辺の考えが足りてなかったと思っています(泣)。
私は転職を後悔してないわけではないものの、とりあえず「年収をあげる」という希望が満たせる可能性がある職場には転職できたので、「石の上にも三年」の精神で頑張る予定です(笑)。しかし、この記事をご覧になってくださった皆様が同じ後悔をしないことを切に願っております!
わーわー言うとります!お時間です!さようなら!
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