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吉田選手が語る W杯の対戦相手スペインとドイツについて
UEFAネーションズリーグの映像を交えながら、ドイツとスペインの印象を吉田選手が語っていました。
スペインについては、中盤のインサイドハーフとアンカーが試合をコントロールしてくる点。また、前線はモラタを筆頭に個でバリバリに剥がすタイプの選手がいない分、うまくチームが連携して攻撃を仕掛けてくる点を警戒していました。
東京オリンピックでスペイン代表のU24と対戦していますがA代表はさらに上手いと率直な感想を述べていた吉田選手。「どこまでしゃべっていいか・・・」と言いつつも、「中途半端なプレスに行かずに中盤でブロックを形成することが大切。1人が色気を出してしまうと崩れてしまう。」とスペインのポゼッションサッカーへの対応プランも軽く番組では述べていました。
スペインに持たれるのはしょうがいないので、しゃかりきに取りに行くのではなく、どこでボールを取りに行くのかを森保監督にプランを決めてもらいつつ、私はモラタ先生が日本のDFとしてクリアしまくってくれることを期待します(笑)。
そしてもう一つの難敵、ドイツの攻撃の印象としては、DFの間でもらう動きがうまく、ドイツもポゼッションしてくるけど、スペインとちがってロングパスも使ってくるところが厄介と語っていました。番組内ではCBからのフィードも取り上げられていましたが、「リュディガーはチェルシーで対戦したときよりもうまくなってる」とワールドクラスの発言をしていました。プレミアリーグで約7年の経験は伊達じゃない!(笑)
また、新鋭CBのシュロッターベックもハンガリー戦で縦ポン1発でアシストかましていたので、要注意だなーと私も注目しています。ドルトムント移籍が発表されていますが、ドルトムントはいいのを毎回とるなーって感じですね。補強が本当にうまい。
そして吉田選手だからこそあげていた要注意として、ドイツ代表アシスタントコーチのダニーレール氏を警戒していました。フリック監督の右腕としてバイエルン時代からアシスタントコーチをしていますが、18-20シーズンはサウサンプトンでアシスタントをしていました。「すごいよかった。最新の人がきたなっていう印象。練習も組むし、ミーティングもするし。この人がいなくなってからサウサンプトンは低迷した。」と吉田選手はダニーレール氏のこと絶賛。
ゲーゲンプレスの戦術などはダニーレール氏が組むことが予想されるので、吉田選手の経験をぜひ代表に還元して欲しいところですね。ダニーレール氏の記事はネットでも転がっていたので、気になる方はぜひご覧ください。

日本サッカーのアンダー世代に必要なこと
吉田選手がアンダー世代の日本代表の試合にちゃんと出たのはU23の北京オリンピックだったそうですが、そこからvvvフェロンに移籍し、世界最高峰のリーグであるプレミアリーグにステップアップをしていきました。
そんな世界レベルを知り尽くしている吉田選手が、これから日本サッカーが世界に追いつくためにアンダー世代に今からしておいて欲しいこととして、「身体作り」と「語学」をあげていました。
先日移籍の発表があった上田選手もそうですが、今の日本人がヨーロッパに挑戦する年齢はだいたい23歳〜24歳。「その歳でヨーロッパに行ってフィジカルが足りないことに気づいてしまうと、トントン拍子でいかない限りトップまで行けない。アンダー世代からしっかりと身体作りをしておけば、戦術の落とし込みなどに時間をかけられる。」と吉田選手は「身体作り」の重要性を説いていました。まぁ俗に言うインテンシティーというやつがヨーロッパでは全然違うんでしょうね。久保選手もヨーロッパいってから明らかにゴツくなってましたしね(笑)。
そして語学については、「自分が間違ってないと反論できることが大切。ヨーロッパで謝罪したら、そいつのせいになる。また反論することで、「アイツに言い返せるんだ!」というリスペクトを周りか得ることができる。」とコミュニケーション能力の必要性を説いていました。サンプドリアではクアリャレッラと大喧嘩したことが報道されていた吉田選手ですが、英語だけでなく、イタリア語もしゃべれるのかしら?トリリンガル・・・カッコいい・・・。
私はアンダー世代ではないおっさん世代ですが、せめて英語だけは2年ぐらいかけて喋れるようになりたいなー。この吉田選手の発言を聞いて刺激をもらったので頑張ろう!
吉田選手の冨安選手の評価
吉田選手の日本代表でポジション争いを繰り広げることになるのは、板倉選手、伊藤選手、谷口選手そして冨安選手などがいます。「いい競争のなかでいい成長に繋がる。」と吉田選手は語っており、板倉選手などに上から目線でアドバイスするということもないらしいですが、「冨安さんは(先に)お行きになられてる。」と白旗宣言(笑)。
「よく冨安選手と比べられるけど、一緒にしちゃダメ。10年トップリーグでやってる俺が言うから間違いない」とアーセナルで確固たる地位を築きつつある冨安選手を大絶賛。ただ、冨安選手は今シーズン怪我が多かったのが気になる点です。吉田選手も「怪我だけはするな」とアドバイスをしているそうですが、現役時代ほぼケアをしてこず怪我でサッカー人生を終えた内田さんと違って、冨安選手はやれることやってるのに怪我していて不運なところが多いとのこと(笑)。来シーズンはフル稼働で怪我の少ないシーズンを冨安選手には送って欲しいところですが、ワールドカップもあるし、どうなんでしょう・・・。まだ先は長いので無理はしないでほしいところです。
ちなみに内田さんは「ケアしたら負けだと思っていた」と当時のケア不足の言い訳をしていましたが、大和魂でシャルケまでステップアップし、活躍していたのは本当にすごいことです(笑)。
最後に
番組内では吉田選手の引退後についても軽く触れていて、吉田選手自体は、サッカーに関わっていきたいとのことですが、内田さん曰く吉田さんは事業をやっているらしいです(笑)。これに対して、吉田選手曰く、海外の選手は株やってるか、不動産やってるか、自分で事業をやっているかが当たり前らしく、日本が異常にサッカー選手が他のことをすることを叩くそうです。
これを聞いて真っ先に思い出したのは、アーセナルで活躍したフラミニ。エネルギー事業かなんかの会社を起業していたはずで、ちゃんとセカンドライフをイメージしている選手は確かに多い印象。ただ日本でも浦和で活躍した鈴木氏も起業しているので、日本の中でも風向きが変わればいいなーとしみじみ。ただ一流のサッカー選手ですら、そういった副業というか保険を用意しているのに、凡人の私が保険を用意していないというのは本当にやばいと思ったので、自分磨きを頑張りたい(笑)。
そして毎回聞いているカタールワールドカップの注目選手のコーナーで、吉田選手の注目選手として挙げていたのは自分!南野選手が注目選手としてあげていたファンダイクよりも俺をみろ!とのことでした(笑)。さすが元チームメイトですね(笑)。チュニジア戦のように悪目立ちしないことを願います・・・。
YOUTUBEでは内田篤人のフットボールタイムの映像がちょっとだけ公開されています!実際の番組の雰囲気が気になる方は見ることをお勧めします!
私の記事ではまとめていませんが、番組内では吉田選手と内田さんの仲の良さを調べるクイズコーナーなどもあり、仲むつましい2人で見れて微笑ましかったです(笑)。

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