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アツトカケル 守田選手との対談
前回続きで今回は後半パートです。
この収録時点ではワールドカップ出場は決まっていなかったですが、大一番のオーストラリア戦では決勝点の起点となる活躍を披露した守田選手。
内田さんから対戦してみたい国を聞かれた守田選手は「ブラジル、イングランド、イタリア」といった強豪国を挙げていました(イタリアは散ってしまいましたが・・・)。
守田選手がまだブラジルと試合したことがないことが意外だった内田さんは「ブラジルは強いです、気をつけてください」と忠告していました(笑)。今回の抽選結果では最短でもベスト8まで勝ち進むことが必要があるわけですが、守田選手の活躍で日本代表をベスト8まで導いて欲しいものですね。
21年の冬の移籍市場でポルトガルのサンタクララに移籍した守田選手。加入してからはすぐさまレギュラーを勝ち取り、いきなりクラブ最高成績の6位に貢献するなど、川崎フロンターレの活躍そのままにポルトガルでも大活躍しています。
「海外に挑戦という選択をする際にチームメイトとかに相談した?」という内田さんの質問に対して、「相談すると行かない理由を探しだすと思ったから」と相談していなかったという男前な回答をしていました。後押ししてくれた一言としては、移籍する際に「なんで行きたい?」みたいな話を強化部長としないといけなかった時に、家長選手が「いってから考えるから、行かせてくれ。」とフォローしてくれたのが助かったそうです。さすが海外経験をしている家長選手!といったフォローですね(笑)。
海外でのプレーは向いているか?という内田さんからの質問に対しては、守田選手は「気を遣う」ことよりも「よくしたい」という気持ちの方が強いため、物怖じせずに発言する点が日本人っぽくないメンタリティーだと自分のことを評価していました。私は「THE 日本人」と自称できる性格なので、自分のことをこのように評価できる守田選手、かっこいいです・・・。
海外に移籍したことによって起きたプレーの変化としては、「個の強さ」、「ボールを奪う迫力」や「ボールを奪う間合い」といった点が日本の時よりも変化したと感じているようでした。特にボールを取る位置に関しては、いい点悪い点があるものの、極力高い位置で取るようになったと語っていました。引いたら引いた分だけ相手がゴールに近くなり、結果としてピンチになるので、意識し始めたそうです。
そして自分に足りない部分はアシストの部分だと振り返っていました。まぁ守田選手がもっと得点に絡めるようになってくると更にいい選手になることは明らかなので、ぜひとも磨いて欲しい点ではありますね。
守田選手から内田さんへの逆質問では、「契約を勝ち取るために意識していたことは?」というテーマで質問していました。内田さんの回答は「とりあえず試合に出続ける。どんなに足が痛くても、他の選手にチャンスを与えない。自分がいない間に他の選手がプレーしてチームが勝ってもうれしくない、自分が出ていなければチームが負けてもいいと思っていた。」とプロとしてのマインドを守田選手にアドバイスしていました。
「自分が出ていない試合は負けてもいいと思っていた」という発言は、すごい内田さんらしいなと感じました。自分が出ていない試合で良い結果が出てしまったら、スタメン固定されて自分が出れなくなるという危機感の表れだと思いますが、「負けてもいい」というのは流石です(笑)。
今後のステップアップについては、1つのクラブに長く留まっている長谷部選手もすごいし、複数クラブを渡り歩いた本田選手もすごいと語っており、まだ具体的なイメージは持っていなさそうでした。ただサンタクララに移籍してからは、ステップアップの報道が結構されているイメージなので、ワールドカップ前もしくはワールドカップ後には移籍するんじゃないかなーと勝手に思っています。どこにいくのか楽しみです!
プレイヤーズラボ ラインブレイク
内田さんがプロの練習や練習で意識する点をレクチャーするプレイヤーズラボ。第2回目の今回は筑波学院大学サッカーフィールド協力のもと、内田さん、佐藤寿人さん、日向坂46の影山由佳さんというメンバーで、全5回で放送を予定されています。
今回のテーマはラインブレイクで、Jリーグで200得点以上を記録している佐藤さんが今回は講師役で、佐藤さんが現役時代にも行っていたシュート練習を紹介していました。練習内容については後日公開予定のYOUTUBEで確認していただきたいですが、シュート練習する時にストライカーが意識する点として以下の3つを挙げていました。
- パスが悪くても点を決めるという意識を持つ。
- ゴールを決めても、もっと良いコースがなかったか?と常にプレーを分析して改善する。
- 状況に応じて動き直すアイデアをもつ。
元フォワードとして、「パスが悪くても点を決めるという意識をもつ」という点は非常に刺さるものがあり、「いいパスは決めて当たり前」と学生に語っていたのも印象的でした。「なんでマイナスやねん!」とか「スペースに出せや!」とか思っていた自分が恥ずかしくなりましたね(笑)。もう少し早く知っていれば、器の大きいFWになれたかもしれなかったので、今現役の方はぜひご覧になってくださいね!
最後に
守田選手の背中を押してくれたのは家長選手だったみたいですが、ゲストの松井選手が横浜FCから移籍する際に相談していたのは三浦選手だったみたいです。すごい親身になって聞いてくれるみたいで、松井選手ですら頼りにしてしまうのは流石キングカズって感じでした。
やっぱ松井さんでも浜田さんに叩かれるとうれしいんやなー関西人やなーとしみじみ思いました(笑)。
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