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日本代表アジア予選レビュー
この2試合でも日本代表は4-5-1ではなく、4-3-3というフォーメーションを採用。野村さんから4-3-3というフォーメーションの印象を聞かれた今野選手は「日本に馴染みないし、すごい難しいシステムだと思う。だけど中盤の3枚、遠藤選手、守田選手、田中選手がすごい賢くて、運動量もあるし、バランス取れるし、攻撃もビルドアップもできるし、あの3人誰か1人でもいなくなったらちょっと難しいかなと思います。」と中盤の3人を大絶賛していました。
この3人が不動となると、鎌田選手はどうするの？南野選手はこのまま左？など贅沢な悩みが出てきますね・・・。
またアジア最終予選４戦連発を記録した伊東選手に関しては、「仕掛けるところと、シンプルに叩くところ、オフザボール、裏にも走るし、今ちょっと止めるのは難しいんじゃないんすか？」とこちらも大絶賛。
「自信もってますもんね。1：1でボールもらったらいけますよっていう。あとそれを計算できて、中はある程度ちゃんと中入ってこれるから。日本の武器ですね。右サイドは。」と内田さんも大絶賛。
今シーズンステップアップが騒がれながらもヘンクにとどまった伊東選手ですが、ワールドカップに出場し、そこでも活躍してビッククラブへの移籍をつかみ取って欲しいとこですね！
そして、話題は中国戦後に話題になっていた「左サイドバック長友or中山問題」について。
「批判は自分にとってのガソリン」とコメントしていた長友選手は、サウジアラビア戦ではメディアから称賛される活躍を披露していました（個人的には6.0でしたが・・・笑）。
「今ちゃんって自分への批判とかどう考えてます？」という内田さんからの質問に対して、「めちゃくちゃ落ち込む」とアスリートっぽくない回答した今野選手・・・（笑）。
「ぜんぜんアスリートっぽい脳味噌じゃない。メンタル的には相当弱い。」と自己分析していた今野選手に対して、内田さんは「批判は見ない方がいいじゃないですか？だって素人だもん。自分がどんなプレイしてもある程度、代表で日の丸を背負うってことは色々言われることは当たり前だけど、で、日本代表でピッチに立っているのはだれ？俺じゃないですか？右サイドバックで。俺よりうまい日本人選手連れてきてって思ってたもん。今ちゃんもそのくらいでいれば、批判なんてどうでもいいじゃん。」
とアスリート用のアドバイスを今野選手にしていましたが、「そうなれないだもん。無理なんだ。そうなろうと思っても。人ってそんな変われないから！」とびっくりネガティヴ回答していて、今野選手のイメージが変わりました。人間らしくてよりファンになりました（笑）。
今野選手が教えるボールの奪い方
意外とメンタルは強くない今野選手のプレーについて「すごかったですよ。相手が痛いとか、相手のこと削っちゃまずいなみたいなことは考えていな。この人は。バチバチいくし、取れそうな瞬間をある程度予測してカブッていくので、今まで色々みてきました、小笠原さん、阿部さん、今ちゃん、蛍とかに共通しているのは、ボールがその選手に入ってくる前から準備して、ここっていう時には取り切っている」と日本屈指のボール奪取能力を内田さんは称賛していました。
「ボールがその選手に入るまでが勝負。今ってみんなうまいのでなかなかミスしないけど、ボールが動いている間にどれだけ自分が速いスピードで寄せていけるかが勝負。」と語っていた今野選手。フットボールタイムでは実戦を交えながら今野選手のボールの奪い方を解説しているので、ボランチの方は是非ご覧ください！
ちなみに今野選手がボールを奪いにくいと思っていたのは、「ヤット（遠藤）さん、中村俊輔さん、中村憲剛さん」らしく、「この人たちは狙われているのがわかっていて、トラップしたら取られるからワンタッチとかでかわされていた。」と振り返っていました。
やっぱりボールを受ける前に状況確認するということが大事なんですねぇ・・・今季J1に復帰する磐田でプレーする遠藤選手のボールを受ける前の動き、注目していきたいですね。
内田・今野 今だから話せる秘蔵トーク
めちゃくちゃ謙虚な今野選手ですが、日本代表出場は93試合（4得点）という歴代12位タイの試合出場数（ちなみに内田さんは74試合）という、凡人なら間違いなく調子に乗りまくっている記録を保持しています（笑）。
そんな日本代表を長年支えてきた内田さんと今野選手は、番組内で思い出トークに花を咲かせていました。
南アフリカワールドカップ直前の練習試合（コートジボワール戦）で怪我をしてしまった今野選手。日本に帰ることもよぎったそうですが、ワールドカップに出場したいという気持ちが強かったので、テーピングガチガチにすることで2日後には練習に復帰し、当時、サポートメンバーで参加していて絶好調だった香川選手に負けないようにアピールしていたそうです（笑）。
内田さんも香川選手が練習で一番うまくて、ちんちんにされていたと振り返っていました（笑）。この冬にシント＝トロイデンに移籍した香川選手はもう一花咲かせることを期待したいですね！
また、アジアカップ決勝のオーストラリア戦、ザッケローニ監督から「CBからボランチに変える」という指示があったとき、「無理！できない！」と今野選手が断っていたのが内田さんの記憶に残っているそうです。
今野選手は指示を拒否した理由として、当時はCB一本でやっていたので、自分がボランチに行くことによって流れが悪くなるかもしれないのが嫌だったと語っていましたが、監督の指示に「無理」というのは相当メンタル強いと思ってしまいましたね（笑）。
最後に
YOUTUBEにアップされている未公開シーンでは、急遽招集された2018年ワールドカップ最終予選のUAE戦の裏側などを今野選手が語っているのでぜひご覧ください。
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