DOCTOR PRICEの感想~医師専門の転職仲介業~

DOCTOR PRICE感想

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どうも、もしも生まれ変わったら、絶対私に生まれたくないひとえです!

今回は医師専門の転職仲介を題材とした話題作「DOCTOR PRICE」の紹介をさせていただきます!

医師も転職する時代って皆さんは知ってましたか?私はDOCTOR PRICE読むまで全く知りませんでした(笑)。医師が転職することによって流れる人とお金に興味がある方はぜひご覧ください!

目次

DOCTOR PRICEとは?

DOCTOR PRICEとは作画:有柚まさき先生、原作:逆津ツカサ先生による、医師専門の転職仲介業の舞台裏を覗くことができる作品で、漫画アクションで連載されております。

お医者さんに値段をつけて売る話

というかなりダイレクトな形で有柚まさき先生がTwitterでご自身の作品を紹介されておりますが、医師専門の転職仲介業を営む主人公の鳴木金成を主人公とする物語です。事実だけ記載すると、「困っている病院と困っている医師の縁を鳴木さんが繋ぐことで、win-winの関係を構築し、その報酬を鳴木さんがもらう」というただの良い話です。

しかし、鳴木さんが医師の仲介業を「金儲けの手段」としてしか考えてないという厨二設定があるために、聖人君主しかいなさそうな医療業界を「お金」という観点から覗くことができます!

医療業界の専門用語も嚙み砕いて優しく説明してくれており、文字もそこまで多くないので、素人でもとっつきやすく、よいテンポで読むことができる作品です!

転職仲介業とは?

次に鳴木さんが生業にしている転職仲介業についても調べてみたので記載させていただきます!

転職仲介業、俗に言う転職エージェントですが、正式名称は「有料職業紹介事業者」というらしいです。昔は無許可で事業ができたみたいですが、現在は厚生労働大臣の認可を受けた事業者のみが行うことができます。

転職エージェントといえば、リクルートさんだったり、DODAさんだったり、JACリクルートメントさんだったりといったところが有名ですが、これらの会社は一般的に「総合型」と呼ばれるタイプになります。私を含めた一般ピーポーがお世話になることが多いのは、これらの企業になりますね。一方で鳴木さんが行っている事業は「特化型」と呼ばれるタイプで、業種・職種・属性など何らかに特化した求人を扱う事業体を指していて、鳴木さんの場合、特化しているのは医師ということになります。

だいたい転職エージェントは「成果報酬型」というビジネスモデルが多く、鳴木さんも「成果報酬型」で金儲けをしています。つまり求職者からはお金はもらわず、採用する企業から採用成立したときに報酬をもらうというビジネスになります。そしてこの報酬の金額の算出方法ですが、だいたい理論年収×30%ぐらいと言われており、脅威の粗利率です(笑)。

DOCTOR PRICEの作中では医師の紹介平均報酬は300万円と説明されていますが、転職仲介業のすごいところは基本的に原価という概念がないので、この報酬そのものがほぼ粗利になるところがビジネスモデルとしては強いです。ただ、無形商材になるので、毎日数字を追う必要があります・・・(泣)。しかし、鳴木さんクラスになると数字を追う必要もなく、作中のようにたんたんと成果をあげて、プロ野球選手よりも稼げるようになるのでしょうね。まぁ業界のこと、対象の病院のことをよくわかっている鳴木さんの営業力の高さ故ですけど、超絶うらやましいです(笑)。

実在する医師特化型の転職仲介業について

鳴木さんが行っている医師特化型の転職仲介業は決してフィクションではなく実在していて、エムスリーキャリア医師転職ドットコム民間医局といったサイトが有名なようです。

医師という特赦な仕事柄、常勤の案件だけでなくスポット案件など幅広く扱っているみたいですね。私も職場環境が理由の1つで転職したばかりですが、病院という閉鎖された空間になってくると、人間関係はより重要になってくるでしょうし、地区による業務の量の差、患者との相性も当然あるでしょうから、意外と流動性は高い市場なのかもしれません。だからこそ、鳴木さんはプロ野球選手にならなかったわけですしね(笑)

漫画の中でも描かれていますが、実際に転職する際の面接には、エージェントが医師と同伴して臨むっていうのが驚きでしたね。自分の場合、もし面接の場にエージェントの方いたら、逆に緊張しそうですけどね(笑)。エージェントさんが転職を希望している医師の代わりにしゃべるとなると、かなり責任重大なので、エージェントさんのトークスキルは相当高くないと務まらないでしょうね。報酬が高いのも納得ですわ・・・(苦笑)。

さいごに

落ちこぼれ学生だった私からすると、医学部医学科に合格している時点で人生順風満帆待ったなし!だと思っていたのですが、医師の転職を通じて、医師も自分と同じ人間生活を営んでいるという当たり前に気づかせてくれたDOCTOR PRICE

すこし医師を身近に感じることができましたし、転職の裏側だけでなく、日頃まったく絡みのない病院の法律関係の知識も学ぶことができる漫画です!ぜひご興味ある方は手に取ってみてください!

DOCTOR PRICE感想

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