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マンチェスター・シティ対リヴァプールの感想
プレミアリーグ21-22 第32節に開催されたマンチェスター・シティ対リヴァプールの1戦。内田さんも「すげー!」と唸った試合で、影山さんもリアルタイムで観戦していたそうですが、「ゲームみたいだった」と振り返っていました。
影山さんがMOM(man of the match)に推していたのは、リヴァプールのラインと駆け引きをし、何度も裏をとっていたカンセロ選手。私もカンセロ選手調子いいなーと思って試合見てましたが、アレクサンダー・アーノルド選手の視野から外れている絶妙なタイミングの走り出し、見事でした。前回のプレイヤーズラボで特集していたサイドアタックのタイミングが抜群でしたね。
また、影山さんから内田さんに「中盤の選手を飛ばして前線にパスするシーンが多くて、飛ばすパスで得られることはなんですか?」という質問がありました。
この解説として、ファンダイク選手が中盤を飛ばしてパスを出したシーンを例に内田さんが解説。シティのDFは中央に選手を集めていたので、ジェズズ選手はサイドにパスを出されないように外を切りながらファンダイク選手に寄せに行っていました。この結果、ファンダイク選手はサイドの選手パスは出せず、さらに中盤の選手に出しても、シティのDFの思う壺なので、仕方なく中盤を飛ばして前線の選手に当てていると解説していました。しれっとファンダイク選手はパスを成功させているけど、すごい難しいプレーと内田さんは絶賛していました。
そして「非常に守りにくい」と内田さんが語っていたリヴァプールがジョタのゴールで追いついた得点シーンに関しては、内田さんがボードを使って解説してくれました。
ハイライトの1分14秒からの攻撃ですが、チアゴ選手→アレクサンダー・アーノルド選手、サラー選手→マネ選手、クリアボールを拾ってロバートソン選手→アレクサンダー・アーノルド選手と、DFの背後を狙ったパスが連続したことで最終ラインの意識を後ろに向けさせた結果、アレクサンダー・アーノルド選手→ジョタ選手へのマイナスの折り返しに反応できなかったとのこと。
私が試合を見ていたときは、「ええ展開、ええ展開、うおぉおおおおおおお!」と内田さんみたいに深く考えずに見ていましたが、確かにあれだけ連続で裏にパスを続けられた後でのマイナスって身体がついていけないなーと、内田さんの解説のおかけで、リヴァプールの怒涛の攻めの恐ろしさを頭で理解できました(笑)。
プレイヤーズラボ ミシャトレーニング
内田さんがプロの練習や練習で意識する点をレクチャーするプレイヤーズラボ。第2回目の今回は筑波学院大学サッカーフィールド協力のもと、内田さん、佐藤寿人さん、日向坂46の影山由佳さんというメンバーで、全5回で放送を予定されています。
4回目のテーマは佐藤さんから面白い練習を紹介ということで、ミシャことペトロビッチ監督の練習を紹介していました。トレーニング内容はいつかYOUTUBEにアップされるはずなので、そちらで確認していただきたいですが、この練習で意識することは以下の通り。
- 幅と深さを作りながらパスコースに角度をつくり、ディフェンスを広げること。
- 受けて側も立ち止まらずにその都度ポジションを修正してパスコースを作ること。
- ボールを保持しながらいかにして勝負の縦パスを通すか。
練習の様子を見てもらえるとわかるんですけど、なんも変化がないとパス通すのが難しいのがこの練習の特徴で、この練習でぽんぽんパスが通せるようになれば、縦への意識とアイデアを養うことができるなーと思いましたね。できるようになれば楽しそうですが、アイデア湧かなかったらくっそしんどい練習だと思います(笑)。
最後に
FAカップの決勝はリヴァプールが圧勝していましたが、リーグ戦のシティ対リヴァプールは神ががっていましたね。ファンダイク選手、セインツの時に吉田選手と同僚だったのに、いつの間にか世界最高のCBになっていてびっくりですわ。
YOUTUBEでは内田篤人のフットボールタイムの未公開映像が公開されています。内田さんが初参戦した日向坂46のライブレビュー、注目していたフォーデンとマティップの出来、チェイス・アンリの海外挑戦について、といった内容が配信されています。
シュツットガルトU21に移籍が決まったチェイス・アンリ選手。内田さんによると、ドイツ行くためにめちゃくちゃがんばって免許とったそうです(笑)。(ドイツは国際免許が不要で、書き換えだけでOKらしいです。)
同じくシュツットガルトに所属している伊藤選手はU21からトントン拍子でトップチームに昇格できているので、アンリ選手も頑張ってほしいですね!

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内田篤人のフットボールタイムとは?
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