G大阪の名和田我空選手が高卒ルーキーで開幕スタメン(しかも大阪ダービー)に抜擢されたことが大きな話題になってスタートし、広島の大卒ルーキーの中村草太選手も大活躍している2025年のJリーグ。
未来のスーパースターになる可能性がある名和田選手や中村草太選手の活躍に期待せざるを得ない訳ですが、2025年1月31日にサッカーに関する統計研究機関であるCIES(国際スポーツ研究センター)が公式SNSにて、日本のサッカーファンとしては気になる統計結果を発表していました。

そのランキングの中でJ1リーグはなんとワースト2位の1.3%というショッキングな結果でした(涙)。現在の日本代表のメンバーはすごいタレントぞろいだとは思いますが、有望な若手がしっかりと試合に出て、安定的に活躍していないと、スムーズな世代交代ができませんよね!?
というわけで、今回はtransfer marktのデータを基にJリーグと主要海外リーグの若手選手の出場時間を比較してみました!!一体どのリーグが一番若手が活躍しているリーグなのか気になる方はぜひご覧ください!!
2024シーズンのJリーグにおける20歳以下の出場時間TOP10
以下の表は、2024シーズンのJリーグにおける20歳以下の出場時間TOP10をまとめたものです!!
名前 | 出場時間(分) | ポジション | 生年月日 | 年齢 | 国籍 |
---|---|---|---|---|---|
高井 幸大 | 1872 | DF | 2004/9/4 | 20 | 日本 |
土肥 幹太 | 1230 | DF | 2004/11/10 | 20 | 日本 |
北野 颯太 | 810 | FW | 2004/8/13 | 20 | 日本 |
堺屋 佳介 | 557 | MF | 2005/5/7 | 19 | 日本 |
平賀 大空 | 511 | MF | 2005/3/2 | 19 | 日本 |
中島 洋太朗 | 302 | MF | 2006/4/22 | 18 | 日本 |
石井 久継 | 278 | FW | 2005/7/7 | 19 | 日本 |
原 康介 | 258 | MF | 2005/8/3 | 19 | 日本 |
塩貝 健人 | 194 | FW | 2005/3/26 | 19 | 日本 |
鈴木 大馳 | 175 | FW | 2006/11/8 | 18 | 日本 |
1位はワールドカップ最終予選サウジアラビア戦でフル出場を果たした高井選手が1位(1872分)でした。その次にはFC東京の土肥選手やC大阪の北野選手といった20歳の選手が続いており、4位以降に10代の選手が続いておりました。今シーズンめちゃくちゃ注目されている広島の中島選手ですら300分程度だったのは少し意外でしたね…。
そして、JリーグのTOP10選手の出場時間の合計は6187分でした。塩貝選手がオランダに移籍してなかったら、もう少し出場時間が増えていた気もしなくもないですが、TOP10でも出場時間が500分に満たない選手が半分というのは少し寂しい気も…。他のリーグはどうなんでしょうか…?
次にみんな大好きプレミアリーグの若手の出場時間を確認してみます!
23-24シーズンのプレミアリーグにおける20歳以下の出場時間TOP10
以下の表は、23-24シーズンのプレミアリーグにおける20歳以下の出場時間TOP10をまとめたものです!!
名前 | 出場時間(分) | ポジション | 生年月日 | 年齢 | 国籍 |
---|---|---|---|---|---|
Wilson Odobert | 2108 | MF | 2004/11/28 | 20 | フランス |
Kobbie Mainoo | 1940 | MF | 2005/4/19 | 19 | イングランド |
Facundo Buonanotte | 1369 | MF | 2004/12/23 | 20 | アルゼンチン |
Evan Ferguson | 1365 | FW | 2004/10/19 | 20 | アイルランド |
Lewis Miley | 1208 | MF | 2006/5/1 | 18 | イングランド |
Luca Koleosho | 986 | MF | 2004/9/15 | 20 | ※イタリア |
Jack Hinshelwood | 871 | MF | 2005/4/11 | 19 | イングランド |
Rico Lewis | 807 | DF | 2004/11/21 | 20 | イングランド |
Lewis Hall | 775 | DF | 2004/9/8 | 20 | イングランド |
Willy Kambwala | 326 | DF | 2004/8/25 | 20 | フランス |
23-24シーズンのプレミアリーグで1番出場時間を得ていたのは、バーンリーに所属していたウィルソン・オドベール選手でした(2108分)。この活躍で、バーンリー自体は降格してしまったものの、オドベール選手自体は24-25シーズンにスパーズへ移籍して、ステップアップすることに成功しております。ただ、スパーズではなかなかでれていないのがサッカーの難しいところですが…(涙)。
そして、プレミアリーグのTOP10選手の出場時間の合計は11755分でした。世界最高峰のリーグにも関わらずJリーグのほぼ倍という結果には驚きでした…。しかも、イングランド以外の若手にTOP10は支配されていると思っていたので、TOP10の内5選手はイングランド人という結果も意外でした…。だから直近のイングランド代表は選手層が厚いのかもしれませんね。
また、プレミアリーグの若手の出場時間に大きく貢献しているのは、選手の売買が上手いで有名な三苫選手が所属しているブライトンで3名(Facundo Buonanotte、Evan Ferguson、Jack Hinshelwood)ノミネートされております。育てて売るという姿勢がよく反映されている結果ですね。
その他、23-24シーズンのメイヌーは暗黒期を過ごしているマンチェスター・ユナイデッドの希望の星感ありましたし、24-25シーズンはアーセナルのヌワネリとルイス・スケリーという10代コンビが怪我人続出の中で猛威を振るっているため、継続的に若手が活躍しているところもプレミアリーグの魅力の1つなのかもしれません。
次は久保選手が奮闘しているラ・リーガの出場時間を確認してみます!
23-24シーズンのラ・リーガにおける20歳以下の出場時間TOP10
以下の表は、23-24シーズンのラ・リーガにおける20歳以下の出場時間TOP10をまとめたものです!!
名前 | 出場時間(分) | ポジション | 生年月日 | 年齢 | 国籍 |
---|---|---|---|---|---|
Lamine Yamal | 2196 | MF | 2007/7/13 | 17 | スペイン |
Pau Cubarsí | 1562 | DF | 2007/1/22 | 17 | スペイン |
Assane Diao | 1052 | MF | 2005/9/7 | 19 | スペイン |
Gavi | 943 | MF | 2004/8/5 | 20 | スペイン |
Yarek Gasiorowski | 733 | CB | 2005/1/12 | 19 | スペイン |
Marcos Peña | 439 | MF | 2005/1/22 | 19 | スペイン |
Luka Romero | 434 | MF | 2004/11/18 | 20 | アルゼンチン |
Arda Güler | 373 | MF | 2005/2/25 | 19 | トルコ |
Jhon Solís | 370 | MF | 2004/10/3 | 20 | コロンビア |
Vitor Roque | 319 | FW | 2005/2/28 | 19 | ブラジル |
23-24シーズンのラ・リーガで1番出場時間を得ていたのは、今後10年以上トップレベルの選手として活躍することが期待されるスペインの神童のヤマル選手でした(2196分)。また、ヤマル選手以外にも2位のクルバシ選手や4位のガビ選手がランクインしているバルセロナは流石ですね。これだけ優秀な下部組織(ラ・マシア)を持っているのにも関わらず、大金を使って選手を獲得する意味が全くわからないので、とっとと借金整理して、健全なクラブ運営に戻ってほしいところです…。
そして、ラ・リーガのTOP10選手の出場時間の合計は8421分でした。出場時間の偏りとしてはJリーグと似ている傾向があるなーと感じまして、ヤマル選手、クリバシ選手といった一部の選手が牽引していて、TOP10にノミネートされていても出場時間が500分未満という厳しい結果…。トルコの神童のギュレル選手も23-24シーズンの出場時間はわずか400分弱という有様…。所属クラブがマドリーということもあるので仕方ない感はあるかと思いますが、先輩のチャルハノール選手がアドバイスするように移籍すべきなのかもしれませんね。

ただ、これはトルコ代表にとって痛い話であって、スペインとして考えた時には、若手が出場機会を得られているのでモーマンタイですね(笑)。しっかりリーグで若手を育てられてるスペインは引き続き強そうです。
次は日本人選手がヨーロッパにチャレンジする時の足掛かりにしがちなブンデスリーガです!
23-24シーズンのブンデスリーガにおける20歳以下の出場時間TOP10
以下の表は、23-24シーズンのブンデスリーガにおける20歳以下の出場時間TOP10をまとめたものです!!
名前 | 出場時間(分) | ポジション | 生年月日 | 年齢 | 国籍 |
---|---|---|---|---|---|
Jamie Gittens | 1059 | MF | 2004/8/8 | 20 | イングランド |
Mathys Tel | 1023 | CF | 2005/4/27 | 19 | フランス |
Umut Tohumcu | 1012 | MF | 2004/8/11 | 20 | ドイツ |
Youssoufa Moukoko | 613 | FW | 2004/11/20 | 20 | ドイツ |
Tim Drexler | 573 | DF | 2005/3/6 | 19 | ドイツ |
Damion Downs | 173 | CF | 2004/7/6 | 20 | ドイツ |
Jean-Mattéo Bahoya | 171 | MF | 2005/5/7 | 19 | フランス |
Tom Bischof | 169 | MF | 2005/6/28 | 19 | ドイツ |
Justin Diehl | 164 | MF | 2004/11/27 | 20 | ドイツ |
Lovro Zvonarek | 161 | MF | 2005/5/8 | 19 | クロアチア |
23-24シーズンのブンデスリーガで1番出場時間を得ていたのはマンチェスター・シティユース出身のジェイミー・バイノー=ギッテンス選手でした(1059分)。私がサッカーを見だしたときはあまりイングランド人がブンデスリーガにいるイメージがなかったのですが、近年はサンチョ選手、ベリンガム選手といった感じでイングランドからブンデスリーガ(というかドルトムント)に行き、そこからビッグクラブに移籍するという黄金ルートが出来つつある印象です。
なのですが、ぶっちゃけ調べてみて思ったこととしては、意外とブンデスリーガは若手が出場機会を得てなくない!?ってことでした(笑)。その証拠ではございませんが、ブンデスリーガのTOP10選手の出場時間の合計は5118分で、Jリーグ以下という結果でした(汗)。ブンデスリーガに対しては育成リーグのイメージがあったので、この結果は意外だったのですが、皆さんはいかがでしょうか?イメージ通りでしたでしょうか?期待のホープがホッフェンハイム(からバイエルンへの移籍が25年1月に決定した)のトム・ビショフ選手だけというのは少し悲しい気がします…。
現在のドイツ代表もムシアラ選手やヴィルツ選手といった牽引できるタレントはいるものの、トニ・クロース選手やエジル選手などを擁してワールドカップを制覇した2014年メンバーと比べると小粒感が否めないのは、出場時間を勝ち取ることができる若手の台頭の無さが響いているのかもしれませんね…。
次はドイツ代表と同様に全盛期と比べると小粒感が否めないイタリア代表の土台となっているセリエAです!
23-24シーズンのセリエAにおける20歳以下の出場時間TOP10
以下の表は、23-24シーズンのセリエAにおける20歳以下の出場時間TOP10をまとめたものです!!
名前 | 出場時間(分) | ポジション | 生年月日 | 年齢 | 国籍 |
---|---|---|---|---|---|
Michael Kayode | 2062 | DF | 2004/7/10 | 20 | イタリア |
Patrick Dorgu | 1563 | DF | 2004/10/26 | 20 | デンマーク |
Valentín Carboni | 1159 | MF | 2005/3/5 | 19 | アルゼンチン |
Kenan Yıldız | 945 | MF | 2005/5/4 | 19 | トルコ |
Kacper Urbanski | 920 | MF | 2004/9/7 | 20 | ポーランド |
Dean Huijsen | 533 | DF | 2005/4/14 | 19 | スペイン |
Arijon Ibrahimovic | 471 | MF | 2005/12/11 | 19 | ドイツ |
Luca Lipani | 386 | MF | 2005/5/18 | 19 | イタリア |
Santiago Castro | 237 | FW | 2004/9/18 | 20 | アルゼンチン |
Jan-Carlo Simić | 143 | DF | 2005/5/2 | 19 | セルビア |
23-24シーズンのセリエAで1番出場時間を得ていたのはフィオレンティーナで活躍したマイケル・カヨーデ選手でした(2062分)。これだけの出場機会を得ていたら、それなりにオファーもあったかと思いますが、カヨーデ選手は2025年にブレントフォードに移籍しています。クラブ的にはステップダウン感は否めないですが、リーグのステップアップを狙った移籍だったのかなと思います。
また、セリエAのTOP10選手の出場時間の合計は8419分でした。だいたいラ・リーガと同じ合計時間なのですが、圧倒的に違うのはノミネートされている選手の国籍です。ラ・リーガは5/10がスペイン人だったのに対して、セリエAは2/10のみイタリア人という悲しい結果に…。
リーグとしては様々な国籍の選手が活躍していて面白いリーグだと思いますが、イタリアサッカーの発展を考えると、若手の台頭が待ち遠しいところです。ユーロ2024のスイス戦は完全にイタリアのほうが格下だったので、なんとかトッティ選手やデルピエロ選手などがいた名前だけで勝てるイタリア代表に戻ってほしいですねぇ…。
次は、5大リーグ最後で、南野選手や伊東選手などが活躍しているリーグアンです!
23-24シーズンのリーグアンにおける20歳以下の出場時間TOP10
以下の表は、23-24シーズンのリーグアンにおける20歳以下の出場時間TOP10をまとめたものです!!
名前 | 出場時間(分) | ポジション | 生年月日 | 年齢 | 国籍 |
---|---|---|---|---|---|
Guillaume Restes | 3060 | GK | 2005/3/11 | 19 | フランス |
Leny Yoro | 2672 | DF | 2005/11/13 | 19 | フランス |
Warren Zaïre-Emery | 1962 | MF | 2006/3/8 | 18 | フランス |
Désiré Doué | 1624 | MF | 2005/6/3 | 19 | フランス |
Jeanuël Belocia | 1451 | DF | 2005/2/17 | 19 | フランス |
Christian Mawissa | 1116 | DF | 2005/4/18 | 19 | フランス |
Ângelo | 1090 | MF | 2004/12/21 | 20 | ブラジル |
Eli Junior Kroupi | 1077 | CF | 2006/6/23 | 18 | フランス |
Nathan Zézé | 1022 | DF | 2005/6/18 | 19 | フランス |
Saël Kumbedi | 916 | DF | 2005/3/26 | 19 | フランス |
23-24シーズンのリーグアンで1番出場時間を得ていたのは18歳ながらGKという経験が求められるポジションで開幕スタメンを勝ち取ったギヨーム・レステ活選手でした(3060分)。出場機会2位のヨロ選手もリールでの活躍が認められてマンチェスター・ユナイテッドに高額で移籍しており、フランスの強豪であるパリサンジェルマンにてスタメン級の活躍をしているエメリ選手やドゥエ選手といったホープもいます。
気になるリーグアンのTOP10選手の出場時間の合計は15990分という圧倒的数字でした。しかもTOP10中9人がフランス人という結果で、フランス代表が安定して強いのはこのような若手の台頭があるから、スムーズに世代交代ができているのかな?と感じました。そしてこの若手の台頭を生み出しているのは、優秀な若手がプレミアなど他のリーグに移籍する→その穴を埋めるために若手を使う→若手が育つ→他のクラブに売る→若手を使うという循環だと思います。
ただ、この循環はフランスリーグからスター選手が流出することを意味しており、結果として、フランス代表は強いですが、国内リーグのレベルや地位はなかなか上げることができません…。クリスティアーノ・ロナウド選手に「サウジアラビアリーグのほうがフランスリーグより上」と煽られてしまったのもこういった背景かと思いますが、リーグをとるのか、代表をとるのか…難しいところですね…。
以上で5大リーグは終わりですが、最後にヨーロッパへのステップアップリーグとして地位を築いているオランダリーグとベルギーリーグも一応調べてみましたので、紹介させていただきます!
23-24シーズンのエールディヴィジにおける20歳以下の出場時間TOP10
以下の表は、23-24シーズンのエールディヴィジにおける20歳以下の出場時間TOP10をまとめたものです!!
名前 | 出場時間(分) | ポジション | 生年月日 | 年齢 | 国籍 |
---|---|---|---|---|---|
Jorrel Hato | 2962 | DF | 2006/3/7 | 18 | オランダ |
Chris Lokesa | 2073 | MF | 2004/11/7 | 20 | ベルギー |
Ruben van Bommel | 1502 | MF | 2004/8/3 | 20 | オランダ |
Yankuba Minteh | 1462 | MF | 2004/7/22 | 20 | ガンビア |
Stijn Bultman | 1117 | DF | 2005/1/29 | 19 | オランダ |
Lequincio Zeefuik | 824 | FW | 2004/11/26 | 20 | オランダ |
Garang Kuol | 679 | MF | 2004/9/15 | 20 | オーストラリア |
Vivaldo Semedo | 625 | CF | 2005/1/28 | 19 | ポルトガル |
Mika Godts | 575 | MF | 2005/6/7 | 19 | ベルギー |
Tristan Gooijer | 572 | DF | 2004/9/2 | 20 | オランダ |
23-24シーズンのエールディヴィジで1番出場時間を得ていたのは18歳すでにオランダ代表デビューも果たしており、アヤックスで100試合以上出場しているヨレル・ハト選手でした(2962分)。ハト選手は25-26シーズンのマーケットで移籍の可能性が報道されており注目株ですが、そのほかの選手はミンテ選手がブライトンに移籍したように5大リーグの中堅リーグに移籍するのが基本的なキャリア戦略なんだと思います。
また、育成リーグのイメージがめちゃくちゃあったので、エールディヴィジのTOP10選手の出場時間の合計は12391分でリーグアンより少なかったのは少し意外でした。また、いろいろな国の若者が集まるイメージだったので、もっと国籍が分散するかと思っていましたが、こちらも意外でオランダ人が半数という結果でした。
ただ、オランダ代表も私が見だしたときは、ファンペルシー選手、スナイデル選手、ロッペン選手、ファンデルサール選手などなど、名前で勝てる選手がたくさんいたので、それと比べると最近の選手は小粒な印象…。やっぱりエールディジィジレベルだとシーズン通してフルで出続けるぐらいの若手が出てこないとワールドクラスの若手にはなれないのかもしれません…。
最後にベルギーリーグの若手の出場時間についてご紹介させていただきます!
23-24シーズンのベルギー1部における20歳以下の出場時間TOP10
以下の表は、23-24シーズンのベルギー1部(ベルギー・ファースト・ディビジョンA)における20歳以下の出場時間TOP10をまとめたものです!!
名前 | 出場時間(分) | ポジション | 生年月日 | 年齢 | 国籍 |
---|---|---|---|---|---|
Mathias Delorge | 2663 | MF | 2004/7/31 | 20 | ベルギー |
Jorne Spileers | 2065 | DF | 2005/1/21 | 19 | ベルギー |
Arthur Vermeeren | 1873 | MF | 2005/2/7 | 19 | ベルギー |
Ezechiel Banzuzi | 1747 | MF | 2005/2/16 | 19 | オランダ |
Mario Stroeykens | 1697 | MF | 2004/9/29 | 20 | ベルギー |
Arthur Piedfort | 1475 | MF | 2005/2/1 | 19 | ベルギー |
Christopher Bonsu Baah | 1190 | MF | 2004/12/14 | 20 | ガーナ |
Ngal’ayel Mukau | 1154 | MF | 2004/11/3 | 20 | コンゴ |
Malick Fofana | 1145 | MF | 2005/3/31 | 19 | ベルギー |
Noah Sadiki | 1138 | MF | 2004/12/17 | 20 | コンゴ |
23-24シーズンのベルギー1部(ベルギー・ファースト・ディビジョンA)で1番出場時間を得ていたのは現在ゲントに所属しているマティアス・デロルジュ選手でした(2663分)。が、恥ずかしながら私はこの選手のこと一切知らずでして…この前はシントトロイデンに所属していたみたいですが、ベルギーからのステップアップに苦戦しているのだろうか…。
正直このランキングを作成しながら知っていた選手はフェルメーレン選手ぐらいでした…(涙)。まぁそのフェルメーレン選手はアトレティコにステップアップ移籍を果たしたものの、スタメンの座は勝ち取れず、シメオネとも会わなかったのか、早々にライプツィヒに移籍しております。まぁライプツィヒでも十分ステップアップなのですが…。
ベルギー1部(ベルギー・ファースト・ディビジョンA)のTOP10選手の出場時間の合計は16147分で、私の育成リーグのイメージ通りの合計時間であったものの、やっぱりベルギー黄金世代のアーザル選手、デブライネ選手、ルカク選手、コンパニ選手などは10代のころから有名だったので、これだけの出場時間を確保できている中で、何が足りないのか非常に気になるところです…。私の情報収集能力が低下しているのか、ベルギーのレベルが低下しているのか…(涙)。
最後に
Jリーグに加えて、プレミアリーグ、ラリーガ、ブンデスリーガ、セリエA、リーグアン、エールディヴィジ、ベルギー1部(ベルギー・ファースト・ディビジョンA)における20歳以下の出場時間をまとめてみましたが、皆さんの印象はいかがでしたでしょうか?
各国の23-24シーズンの出場時間の合計をまとめた表は以下の通りです。
国名 | 合計出場時間(分) |
---|---|
ベルギー | 16147 |
フランス | 15990 |
オランダ | 12391 |
イングランド | 11755 |
スペイン | 8421 |
イタリア | 8419 |
日本 | 6187 |
ドイツ | 5118 |
調べてみた個人的な印象としては、やっぱり今はフランスの時代なのかなーという点です。リーグアンの出場時間も圧倒的ですけど、イングランド、ドイツでも出場機会を得ている若手がいますし、そりゃタレントぞろいの代表になれるよね…と納得できました(笑)。
一方で、私が代表の凋落をやんわり感じていたドイツとイタリアは、今回の調査を通して、有望な若手が出てきていないことに起因するのではないか?という私の仮説の信憑性がすこし高まった気がしました。Jリーグの出場時間の合計はドイツよりちょっと上ということで、スムーズな世代交代ができるように若手の皆さんには頑張ってっほしいと改めて思いました(笑)。
必ずしも20歳以下で注目されていないとワールドクラスになれない訳ではないですし、早くから注目されてしまったが故に伸び悩んでしまった選手も多くいるので、早い方がいいという訳ではないのが難しいところですが、やっぱり有望な若手が出てくるとクラブ・代表に良いインパクトを与えることができると思っておりますので、今後もバンバン有望な若手が出てくるのを楽しみにしながら、サッカーを観戦していきたいと思います。
わーわー言うとります!お時間です!さようなら!
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