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この夏チームを去るレジェンド特集
出会いがあれば別れもある!21-22シーズンも終了し、様々なクラブのレジェンドが愛するクラブに別れを告げました。今回のフットボールタイムでは、そんな別れを告げたレジェンド特集が組まれていたので紹介します!
20-21シーズンにリーグ優勝をアトレティコにもたらしたルイス・スアレス選手。
「どのように感謝の気持ちを伝えればいいかわからないんだ。できることなら一人一人に感謝の気持ちを伝えたい。チームメイトは私がこのクラブに入団した初日から優しく歓迎してくれた。このことは決して忘れない。ここで素晴らしい結果を残すことができたのもチームメイトのおかげだと思っている。ここで100%の力を出し切ったと確信しているし、最高の経験ができた。みんな本当にありがとう。」と別れのあいさつをしたスアレス選手。バルセロナを戦力外という不本意な形で追い出され、リベンジのチャンスをくれたアトレティコに感謝しているのでしょう。
そんなスアレス選手のことをシメオネ監督は「クラックと呼ばれるのにそうでない選手もいる。だがスアレスは本物のクラックだ。我々は彼を支えたし、彼も我々の助けとなった。彼のおかげで20-21シーズンは優勝できたんだ。」と称賛。ヴィッセル神戸やバルセロナの復帰など、様々な噂が出ていますが、どこに活躍の場を移すのでしょうか?楽しみです!
そしてユベントスのレジェンド、キエッリーニ選手も愛するクラブに別れを告げました。セリエA9連覇を全て知り、一時代を築いた男は、ホーム最終節で在籍年数と同じ17分間プレーし、笑顔でスタジアムを後にしました。ユベントスも粋なことをしますね!
キエッリーニ選手は円満退団でしたが、それとは対照的でユベントスと涙の別れになったのはティバラ選手。
アルゼンチンが生んだレフティーはユベントスでジダンやピルロがつけた21番を背負い、瞬く間にユベントスファンの心を掌握し、偉大な先人達の系譜、背番号10を受け継ぎ、輝きを放ちました。ティバラ選手は、ユベントスやセリエAのシンボルとなる選手にまで成長しましたが、ユベントスとは契約がまとまらずに退団することになってしまいました。
ティバラ選手はTwitterでも「もっと長い間一緒にいられると思っていたのに運命は私たちを別々の道へと導いてしまった。」と悔しさを呟いていました。
そこまでユベントスを想っていたなら契約したらよかったのに!?と凡人の私は思ってしまいますが、激安の給料だったのかなー?来シーズンは、ユベントスへの感謝と悔しさを胸にどこの色のユニフォームを着ているのでしょうかね?噂通りのインテルだったら、どうなってしまうのでしょうか!?(笑)
そして同じくセリエAではナポリのインシーニェ選手もナポリを去り、アメリカに戦いの場を移すことが決まっています。
「皆さんこんにちは。知っていると思うけど言葉で気持ちを伝えるのが上手ではないから手紙を書いてきた。この町で生まれ、この町で君たちと一緒に育った。時には喧嘩もしたけど喜びや悲しみを分かち合い、家族のようにいつも共に歩んできた。僕がとった決断だが、このクラブを去ることは悲しい。僕にとってナポリを去るということは家をさるということ。間違いなく君たちが恋しくなると思う。多くの思い出を築くことができた。この10年間を消して忘れることはできない。心の底から本当にありがとう。FORZA NAPOLI SEMPRE(永遠にナポリ万歳)」
と熱いメッセージをセレモニーで披露していました。小柄だけど一発があるインシーニェ選手、私も大好きでしたのでヨーロッパから離れるのは残念ですが、アメリカでの成功を祈っています!
最後は、チャンピオンズリーグを制したレアル・マドリードのキャプテンのマルセロ選手も慣れ親しんだレアル・マドリードを去ること決意。
マルセロ選手は2006年に18歳で銀河系軍団の仲間入りを果たすと、遊び心あるプレーと抜群の攻撃センスでこれまでのサイドバックのイメージを覆し、世界最高の左サイドバックになりました。
そんなマルセロ選手は、歴史に名を残す選手が多いマドリードにおいて、最多となる25のタイトルを獲得。「Thank you BERNABEU! I love you all(ありがとうベルナベウ!みんな大好きだよ。)」と明るいマルセロらしいコメントを最後に残していますが、どこに移籍するのでしょうか?ブラジル帰るのかなー?気になるところです。
欧州だけでなく日本でも挨拶もできずに去る選手も多いサッカー業界で、こんな盛大なセレモニーで送り出してもらえる彼らは本当にレジェンドですね。ちなみに内田さんもシャルケを退団する時にセレモニーを開催してもらているので、クラブからもファンからも愛された選手なんだなと再確認しました。さすが!世界の内田!
内田篤人×南野拓実 アツトカケル 後半
内田さんと南野選手の対談「アツトカケル」の後半パートは日本代表について。
スペインとドイツと同組になった感想について内田さんから聞かれた南野選手は「率直な気持ちは強敵だな」と思ったと口にしていました。スペインとドイツとなったときに内田さんは「日本ここに来い!」と思ったそうですが、南野選手は「日本来い!ではなく来そう・・・」という感じだったそうです(笑)。
ちなみにワールドカップのドローはリバプールのチームメイトとみていたそうで、スペインとドイツと同組が決定したときに、ファビーニョ選手かチェンバレン選手に「ドンマイ」みたいな感じで肩を叩かれたそうです(笑)。世界からみてもドンマイと思われるグループに入ってしまった日本ですが、南野選手が突破させてくれると信じたいところです。にしてもエピソードのスケールがデカくてびっくり(笑)。
日本代表10番で背負うことはうれしい?それともプレッシャー?という内田さんからの質問に対しては、「プラスなことだけじゃない」といろいろ思うところがある様子だった南野選手。10番といえば「中村俊輔選手」か「香川真司選手」という印象があると南野選手は語っていましたが、日本の10番といえば「南野拓実」と思われるようなプレーをワールドカップで期待したいですね!
今回のカタールワールドカップのメンバーに選出されれば、意外にも初ワールドカップとなる南野選手。ブラジルワールドカップの時にはサポートメンバーにも入っていましたが、ロシアワールドカップの時にはハリルに全然好かれてなかったと南野選手自身が振り返っていましたが全く代表に呼ばれていなかったので、当然ワールドカップにも出れず・・・。
カタールワールドカップのアジア最終予選では中心選手としてW杯の切符を勝ち取ったものの、出場8試合で1ゴールと残した数字は決して満足できるものではありませんでした。「難しい試合を落としたり、システム変更もあったり、迷いながらの中で出場を勝ち取ったのは評価できるけど、試合後、もっとこうできたようなとおもうことが多かった。」とチームとしても個人としても課題があると語っていました。
本大会までに個人としてできることは「試合に多く出て、レベルアップするしかない。やることはいつもと変わらない。」とカッコいいコメントをしていた南野選手の代表でのライバルは、三苫選手、堂安選手、久保選手など若手の勢いがある選手ばかり。
私ならチビってしまいそうなライバルですが、「いい選手がいるのは当たり前なので、特別どうこう思わない。結局自分のやることに集中するしかない。周りのレベルが高い方が良いので、自分のやるべきことをやってチームの勝利に貢献したい。」とこれまたカッコいいコメント。顔だけでなくコメントもカッコいいだなんて、神様なんとかしてくれ!
日本が強くなるために必要なことは?という内田さんの質問に対しては、「ブラジル代表みたいになるしかない。いろんな日本人が海外のビッククラブでプレーして、日本に集まってくるしかない。」と思うとのこと。確かにバルセロナ、レアル・マドリード、バイエルン、マンチェスター・シティ、リバプール、インテル・・・といったビッククラブに当たり前に日本人がいる時代がきたらワクワクしてしまいますね。アーセナルの冨安選手やリバプールの南野選手だけでもお腹いっぱいなのに、気絶してしまうかもしれません。
若い世代が海外ヨーロッパに来ることはどう?という内田さんの質問に南野選手は大賛成。「どのみち自分の立ちたい舞台が欧州の舞台なのであれば、結局こっちでもがいて掴み取らないといけないので早い方がいい。早く挑戦したいと思う選手が増えて、実際に挑戦できている環境になっているのは良いこと。」と確実に中田さんや内田さん、香川選手などが日本人の価値を欧州で上げてくれた恩恵が若い世代に繋がっていて、素晴らしいなと感じました。
そんなこれからを背負っていく若い世代が世界に名をあげるチャンスであるAFC U23アジアカップが6月1日から19日でウスベキスタンで開催中。南野選手と内田さんは「U23ぐらいが一番調子乗りません?A代表と同じ扱いだけど、同期しかいないし、試合にで始めてるし、海外からオファーきたり、お酒飲めたり、モテ出したり・・・と。」と若い時を振り返っていました(笑)。
南野選手の時は優勝していますが、パリ五輪世代は本大会で結果を残すことができるのか!?注目ですね!AFC U23アジアカップはDAZN独占配信なので、未来の日本代表を応援したい人はDAZNで応援しましょう!
最後に
南野選手が今までワールドカップのイメージで一番強いのは日韓ワールドカップと振り返っていて、この大会がサッカー少年としてみた最後の試合といっていたのが本当にかっこよかったというか住む世界が違うなと感じました。私は今でもサッカー少年です・・・(笑)。
内田さんがリバプールに訪問して南野選手とお送りしてきたフットボールタイムは今回で最終回でした。内田さんがリバプールからもぎ取ってきた視聴者プレゼントはtwitterから6月9日まで応募可能です!まだの人はツイートしましょう!
- マティップ選手のサイン入りユニフォーム:「#フットボールタイム」「#マティップ」をつけて投稿
- 南野選手のサイン入りユニフォームはtwitterで「#フットボールタイム」、「#タキ」をつけて投稿
- ソンフンミン選手&ホイビュア選手のサイン入りメンバー表、「#フットボールタイム」「#スパーズ」をつけて投稿
YOUTUBEでは内田篤人のフットボールタイムの未公開映像が公開されています。海外にいる日本国籍を持つ逸材たち、代表活動の飛行機事情とフランスのホテル事情、アテネオリンピックでの同部屋、那須さんについてという内容でした。
アンダー世代の飛行機移動はエコノミーらしく、オリンピック本戦からビジネスらしいです。日本代表ということで華々しい世界を想像していましたが、アンダー世代は意外と質素なのは意外でした(笑)。
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