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内田さんの独り言解説
内田さんが現地観戦したリバプール対スパーズ戦で思わず呟いてしまった「19とかでああいうボール出すと、大体コーナーになっちゃう」、「外に逃げていくポケットの使い方ではなくて、ゴールに向かっていくからね」、「相当能力高いんだけど!」について内田さん自ら解説してくれました。
「19とかでああいうボール出すと、大体コーナーになっちゃう」これは、前半24分、スパーズのセンタリングを戻りながらファン・ダイク選手がコーナーにせずに、しっかりスローインに逃げたシーンで発言でした。
もどりながらだし、目の前でバウンドしているし、ということでかなり処理が難しいボールらしいんですが、さらっと簡単にファン・ダイク選手はベストな方法でクリアしていて、ゲストの今野選手と2人で大絶賛。さすがファン・ダイク兄さん!
「外に逃げていくポケットの使い方ではなくて、ゴールに向かっていくからね」これは、後半3分、チアゴ選手のクロスを呼び込んだヘンダーソン選手のプレイを見た時の発言でした。
人によって表現方法は様々ですが、サイドバックの裏のスペースを「ポケット」と内田さんは表現しており(ちなみに元日本代表監督の岡田さんはニアゾーンっていっていたそうです。)、内側から外側に、つまりゴールから逃げるようにポケットの位置でボールをもらってもDFとしてそこまで怖くないが、この時のヘンダーソン選手のようにゴールに向かいながらポケットを使用されるとDFはめちゃくちゃ嫌だと内田さんは解説していました。よく内側から外に開いてボールを受けていた私としては耳が痛かったです(笑)。
そして「相当能力高いんだけど!」と内田さんが絶賛していたのはスパーズ所属のアルゼンチン代表のロメロ選手。内田さんはあまりバタバタしないCBが好きみたいで、ロメロ選手は守備のときじっと構えていて、余計な動きをしない点を評価していました。ちなみにロメロ選手は20-21シーズンはアトランタに所属しており、そこでセリエAの年間最優秀DFに選ばれており、プレミアでもその実力が本物であることを証明しています。
講談社×リヴァプール inspiRED
講談社とリヴァプールはオフィシャル・グローバル・パートナーシップ契約を結んでおり、「Inspire Impossible Stories」のアンバサダーに南野選手が就任しています。
この「Inspire Impossible Stories」とは、講談社の「おもしろくて、ためになる」という創業以来の理念を英語にし、作り手と読者・ユーザーの両者に新たな発見や創造性を提供し(=Inspire)、あり得ない、見たことないような(=Impossible)物語(=Stories)を生み出し続けるという思いを込めた言葉となります。この「inspire」とリバプールの「Reds」を合わせ、「inspiRED」という名前で呼んでいます。
ちなみに南野選手がアンバサダーに選出された理由は、「あくなき挑戦を続け、情熱的な物語を生み出している南野選手こそが、多くの方達に知って欲しい私たちの大切なパーパス(目的)を体現する存在だと考えたから」ということで、私調べで南野選手はNo.1イケメンプレイヤーですが、顔が選出理由ではないようです(笑)。
「inspiRED」プロジェクトのひとつとして、クラブの歴史を刻んだ5つの名シーンを選出し、象徴的な役割を果たした5人が描かれた巨大壁画がアンフィールドに作られました。聖地アンフィールドに日本発信の撮影スポットが新たなに誕生したわけです。
ちなみに壁画が描かれているのは、2019年CL準決勝セカンドレグのバルセロナ戦で、出場わずか11分で2ゴールを決めて大逆転に貢献したワイナルドゥム選手の姿。
2004年CLグループリーグ最終節、オリンピアコス戦で、崖っぷちの状況からグループリーグ突破(このゴールがなければサッカー史上語り継がれる5度目のCL制覇 インスタンブールの歓喜はおきなかった)に導いたミドルシュートを決めたジェラード選手の姿。
2021年プレミアリーグ第36節のウェストブロム戦で、ゴールキーパーにもかかわらず、後半アディショナルタイムにCKから決勝ゴールとなるヘディング弾を叩きこみ、シーズン3位フィニッシュに大きく貢献したアリソン選手の姿。
2016年ヨーロッパリーグ準々決勝ドルトムント戦で2点差から大逆転での劇的勝利を決めた瞬間のクロップ監督のガッツポーズ姿。
そして中心には、2021年ガラバオカップ準々決勝レスター戦で敗戦濃厚なチームを後半アディショナルタイムに救った同点ゴールを決めた南野選手が描かれています。
壁画の画像がみれないかなーと思いサイトを探したら講談社からプレスリリースが出ていました。

巨大壁画を描いているのは炎炎ノ消防隊やソウルイーターの作者である大久保篤先生です。ソウルイータは学生時代に読んでましたが、大久保先生のいつも絵タッチとは少し違い、アメコミというか海外っぽいタッチになっているなと思いました。これはこれで味がある!
最後に、南野選手はアンバサダーとしての意気込みを「サッカー選手として何ができるか、目標に向かってチャレンジしていて、掴み取るまでチャレンジする姿を見せれるように頑張っていきたい。」と語っていました。優勝戦線に踏みとどまる貴重な同点弾を決めて、久しぶりのスタメンで結果を残した南野選手。世界最高のクラブの1つであるリバプールでチャレンジし続ける南野選手、今後も応援していきたいと思います!
最後に
講談社のイベントということもあり、漫画の話もしていましたが、南野選手が好きなサッカー漫画はブルーロックやGIANT KILLINGを挙げており、内田さんはシュートが大好きみたいでした。ちなみにリバプールの選手ではコナテ選手が漫画・アニメ大好きなのは有名ですが、海外の選手と話すとき、アニメの話はめちゃくちゃ助かると内田さんも語っていました。さすが、クールジャパン!
そして前回から始まっているカタールワールドカップヒーローズとして、ゲストの今野選手がカタールワールドカップで注目選手としてあげていたのはソン・フンミン選手。
プレミアリーグの得点王争いをサラーと行っているだけでなく、気持ちを前面に押し出したプレーもいいし、人も良さそうな顔しているという若干素人?っぽい理由でしたが、優しい今野選手らしい理由でしたね(笑)。
YOUTUBEでは内田篤人のフットボールタイムの未公開映像が公開されています。今野選手の背番号15の秘密、今野選手のヨーロッパサッカー観戦記、シャルケ1部昇格おめでとう!という内容でした。
今野選手は代表で最初4番を背負ったんですけど、闘莉王さんの後釜であることがすごい抵抗があって、もっと上の番号ない?と相談したら15番が空いており、そこから愛着が湧いたそうです。闘莉王さんの後釜に抵抗があったというのがこれまた今野さんらしくて微笑ましいですね(笑)。

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